新パンダごはんの窓

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茶懐石 千鳥の盃 その1

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先日の事と言ってももう2週間も経つのだが、季織亭の女将さん(お茶の師匠)から茶懐石をしますのでどうぞとお誘いがあり、それも酒飲み茶事だというので、3月26日の日曜日に興味本位で参加してみました。
茶懐石と言うと、学生時代に親友のお母様がお茶の師匠をしていたので、そのお宅での初釜の時に一度だけ参加したことがありました。おぼろげながらですが印象は残っていましたが、でも遠い昔の印象とまったく違って、茶室の畳の上でいただくお料理とお酒はこの上ない極上の味わいに感じました。
この年だから分かるのか・・・食の桃源郷の扉を開けてしまったのです。
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 独活としめじの柚子こしょう載せ
 白米
向附 鯛のさしみ 桜の葉の塩漬け
※ここで最初のお酒が出る。(でん酒特別純米) 汁とご飯のお代わり
椀物 蛤のしんじょ 竹の子 菜の花 海老
※また別のお酒が出てくる。(鳳凰美田 生酒)お料理をいただきながらお客同士でお酒を酌み交わす。
焼き物 桜鱒の西京漬
強肴 白和え
※ご飯がおひつに入って廻ってきます。全部食べずに最後に茶漬けにする分を残しておきます。
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小吸い物 デミタスカップに結び昆布と松の実
千鳥の盃 3種目のお酒が出てきます。(黒龍純米吟醸)
最初に主客に亭主から酒が注がれ、同じ盃で次客から亭主に酒が注がれて次々と客と亭主の間でお酒を酌み交わします。
これを最低2周回します。3週目で主客が「もう結構です」か「十分いただきました」とストップしない限りずーっと続くそうです。亭主は客の人数だけお盃を受けなければなりませんので、そうとう強くなければなりませんね。
この日はお客が4人で、亭主はたしか9杯を飲み干していたと思います。
八寸 穴子の味りん干し 空豆
※八寸は四方のお皿の寸法。その皿に海の物山の物と載っていて、盃を酌み交わしながら一つづつ頂きます。
湯桶 香の物 
ご飯を全部茶漬けできれいに食べて、お皿も簡単に懐紙などで拭います。大事な塗り物は柔らかいもので拭った方が良く、特別に用意しておくのも良いそうです。汚れた紙は自分で持って帰るのでビニール袋が必要です。

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この日は旧暦の桃の節句の数日前と言うので、お雛様の掛け軸がかけてありました。
お菓子は「沈丁花」の生菓子

この後一度退室し、部屋の設えを変えてからお茶をいただくのですが、この続きは次回にいたします。
by pandagohan | 2006-04-10 01:49 | ご馳走