新パンダごはんの窓

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季織亭 6月

6月4日は季織亭21周年で二階は常連さんが集まって大賑わいだった。私が行った時(夜8時)にはお目当ての齋彌酒造の「雪の茅舎」は既に無く、蔵元の若旦那が居たのに仕込み水だけであった。
ここに集まる客は酒にうるさく、美味しいお酒からどんどん無くなってしまう。
飽くなき探究心旺盛だと言える。
下の写真の龍神酒造の「龍神」「尾瀬の雪解け」も最近呑んで旨さに魅了された日本酒。
初めて飲んだ時、美味しくて何杯もお代りしてしまったのだが、不思議に次の日頭が痛くならなかった。悪い成分が入っていると悪酔いするが、これは無いのだろう。
明日、24日に季織亭2でその龍神の杜氏さんが来てプライベート利き酒会がある。
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残念ながら別件の用事があって参加できないが、先日この「龍神」を朝日屋酒店で入手し、冷蔵庫の野菜室に確保してある。(^_^)v
このお酒は龍神酒造では新しい試みとして作られたお酒で、朝日屋酒店のご主人と奥さんが蔵元に行かれた時に呑んで惚れ込んだお酒だそうだ。
販売契約して出来たお酒の3分の1を仕入れた酒なので、他ではめったに呑めないお酒である。
日本酒はともかく水が決めて。この蔵元は群馬県館林にある。尾瀬の雪どけ水が滞積して出来た、灘の宮水にも優るとも劣らない名泉「龍神の井戸」の水を使っているという。

写真は北海縞海老と塩水雲丹。お花はネジバナ(ラン科)と八重のドクダミ。八重のドクダミは娘さんが通っている園芸高校で入手したもの。

追加
昨夜、ちょっと遅れて龍神酒造の利き酒会に参加しました。
季織亭は満員で、何時ものブロガーたちや常連の顔ぶれが集まって大賑わいでした。
杜氏さんにお会いでき、詳しいお話を聞くことが出来ました。
記事に書いた内容に一部間違いがあったので訂正しました。

「龍神」「尾瀬の雪解け」のお酒6種類と仕込み水が味わえました。もう既に皆さんは飲まれていたので、次は燗酒にしたいと飽くなき探究心・・・まったく怖い集団だ!
美味しいお酒を燗をすると、まろやかさが増すが微妙な温度で香りを消してしまう。
ぬる燗・人肌・熱燗など微妙な注文で、燗酒器に入れて1分・1分半・3分で出来上がり。
燗は「尾瀬の雪解け」特別本醸造が良かった。特別純米は、ぬる燗か人肌で暖めると良い。勿論冷でも最高。これ以上のクラスのお酒は燗をしても美味しいが、本醸造で十分なので勿体無い。





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最近季織亭2では平日のみランチが食べられる。「日替わり弁当」「魚の日替わり定食」「雉の親子丼」等にはデザートが付く。このデザートがちょっと変わっていて、豆腐の上にきな粉と黒みつが掛かっている。とても美味しい。
by pandagohan | 2006-06-23 23:53 | 利き酒