新パンダごはんの窓

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館林 龍神酒造蔵元見学 8月15日 その①

龍神酒造堀越杜氏さんと利き酒会で度々お目にかかり、歴史の深い館林の街と龍神のお酒に引かれて館林に行ってきました。北千住から東武特急「りょうもう」に乗って1時間、丁度10時に着きました。
改札口を出ると、堀越さんが待っていてくださいました。
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早速車に乗せていただき、駅から歩いても7分位の龍神酒造の蔵元見学です。
今回、ここに来たのは11月に蔵元見学のバス旅行を企画しているのでその下見も兼ねています。
堀越杜氏さん自ら蔵の中を案内していただきました。
先ず蔵に入るには理科実験の時に着るような白衣を着て、頭には髪を被うネット、白い長靴を履きました。日本酒は酵母で醗酵するので、雑菌の混入を嫌います。
今は蔵では仕込みシーズンではないので、稼動していませんがこういう細心の心構えが大切なのですね。

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これは、酒の命の水、龍神の井戸です。今は枯れていますが、400年前の江戸時代に酒造りした時からあったものです。
奥に見えているタンクが今使っている井戸で180メートルの深さの地下水をくみ上げているそうです。
その横にあるろ過機でろ過して、蔵の横のタンクに蓄えているそうです。
水は仕込みの最盛期で1日8tくみ上げて使っているそうです。

蔵の400年の歴史を語る太い柱。蔵は一部を造り変えて近代化していますが、文化財と言うべき古い柱にお酒の神様が宿って酒造りを見守っているようです。。

麹室と種麹です。こういう所まではめったなことでは見せていただけないことで、特別です。
龍神酒造は日本酒・地ビール・焼酎・梅ワインと割と小さな蔵にしては色々なお酒を造っています。
日本酒造りの最盛期には杜氏さんが2人に蔵人さんが3人、それに短期のお手伝いの方が3人で計8人で造っているそうです。

堀越杜氏さんにご案内いただき、蔵の隅々まで見せていただき、ご説明いただきました。9月からは10月からの仕込み準備で忙しくなるそうです。
写真も沢山撮らせていただきましたが、中々把握できるものではありません。それだけ複雑な工程があるのだと改めて思いました。
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母屋の立派なお座敷に通され、毛塚茂平治社長さんにお会いしました。そこには純米吟醸「尾瀬の雪解け」と帆立とイカの酒粕漬けの「風姿花伝」が用意されていていました。
お言葉に甘えてチーズのようにまったりと美味しい「風姿花伝」と日本酒をいただきました。(写真は地ビールです)
毛塚社長さんとは今回二度目。お話が楽しくてお酒もどんどん進んでしまうほどでした。このまんま一晩中でもお話しても飽きないくらいの饒舌な社長さんのお話に、先日お会いした喜楽長の喜多社長さんを思いだしお話したところ、
お二人は旧知の仲だそうです。お二人共お話の上手さは東の横綱と西の横綱だと思いました。
今の若い杜氏さん蔵人さんたちを中心に手を抜かず、真面目に努力する酒造りのお話に、社長さんの人を信頼する暖かい心が伝わってきて、「真心」がある方だなと思いました。
日本という国のお酒は、簡単に安くも造られるが、真心込めて造られる蔵元が伝統と文化を守り、日本の魂とも言われるお酒を造っているのだと思いました。

第一弾のレポートはこんな風にまとめてみました。第二弾をお楽しみに!
by pandagohan | 2006-08-18 02:35 | お出かけ