春を告げる野菜料理

GARAGE-Bのギャラリーで漆塗り作家の大蔵信一さんの「漆の技と花見の器展」が今日3月25日まで開かれていた。
大蔵さんの漆の器は塗りがしっかりしているので普段使いにしても安心して使えます。
それに漆には殺菌効果があるそうで腐らせにくいそうです。
春を告げる大蔵さんの料理会が急遽決まり、24日参加してきました。
ちなみに昨年の料理会はこうでした。ここをクリックしてください。
今回ご一緒だった方々は、大蔵さんの料理のファンであるT夫妻とS夫妻、ブログ仲間の浮遊子さんにギャラリーオーナーのUさん、白水先生とスタッフ、大蔵先生を入れて10人で食卓を囲みました。
好きな飲み物を持参しても良いということで、私は日本酒「あら玉」を、Sさんは秘蔵の「森伊蔵」をオーナーはワインを・・・
大蔵さんの工房兼自宅は兵庫県三田市にあり、地の美味しい食材が沢山あります。
今回はそんな野菜をたっぷり使った野菜料理特集でした。
左の料理は独活(うど)の豚肉巻・菜の花のイタリアン風(オリーブオイルとニンニクとマスタードの味)
三田は独活の特産地です。独活を出汁で煮たものを豚肉で巻き軽く焼いた後、更に出汁で煮、汁気が少なくなったら味を付けるそうです。

写真左上段から「海老と空豆揚げ・ほうれん草甘酢和え・焼き葱ヌタ風」 「蕎麦掻ノレソレ載せ」 「春の野菜(ほうれん草・芽キャベツ・ラディシュ・菊芋)とイカのサラダ」(マスタードドレッシング)
下段左は「玉筋魚(イカナゴ)の寿司と薄焼き玉子の寿司」 「独活の白身魚すり身あげ」

写真が暗いので見にくいのですが、中央にあるのが「新牛蒡と菊芋の炊き合わせ」。牛蒡はとても柔らかくて自家製味噌が乗っています。
菊芋というのは初めて食べましたが、甘くて生でも食べられます。ほうれん草のサラダにも入っていました。(左が菊芋。生姜のような形をしています。)
初めてなのは「蕎麦掻ノレソレ載せ」のノレソレでした。ノレソレって何だ~と聞くと穴子の稚魚です。
よーく見ると4センチの長さの先に小さな目がありました。
蕎麦掻はとってもフワ~としてトロッとしています。ノレソレさんとの愛称抜群で芸術品でした。
初物尽くしでしたが、もう一つ「独活の白身魚すり身揚げ」の周りにあった野菜はマスタード菜?といったかしら・・食べるとマスタードの味がします。
関西にはまだまだ知らない野菜がいっぱいあるようです。
記録を取るつもりで書いていたが、野菜の世界は奥が深い。
野菜特有の香りと歯ごたえ。新鮮なものほど柔らかくえぐみが少ない。
生かすも殺すも食材の取り合わせと味付け。
大蔵さんの料理は、食べる者に食の覚醒を促す料理なのだ。
春の芽吹きと共に野菜の生命を体に取り込んで、体の細胞が生き返る瞬間を向えたようだった。
来年はまたどんな覚醒を呼び起こすか楽しみなのです。
by pandagohan | 2007-03-25 23:59 | 美味しい情報










