新パンダごはんの窓

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浦安市猫実スケッチ会

4月4日、鈴木新先生のスケッチ会に参加した。
東西線浦安駅から大通りを南に5分ほど歩くと、旧江戸川からの支流、境川がある。
この境川を挟んで右側が猫実地区、左側が掘江地区。江戸時代は徳川幕府の直轄地であり、昔ながらの漁師町だった所。
この境川の水路は昔は生活用水であり、船で貝や海苔を取りに行く時に使ったベカ船の船着場などもあったようだ。
この頃のことは、山本周五郎(昭和15年から4年間浦安に住んでいた)の「青ベカ物語」に書かれているそうだ。
昭和37年の漁業権一部放棄により昭和39年から始まった干潟の干拓工事により、現在町は4倍に広がった。
   ホームページ浦安「ふるさと情報館」
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前置きが長くなったが、江戸時代から漁業で栄えた街の雰囲気が残っている浦安は初めてだった。
下段3枚の写真が境川に架かる「記念橋」から撮ったもの。左側の写真は上流で、右側の写真が下流の風景。
暖かい日差しに誘われて猫がのんびりと毛繕いをしていた。私は午前中この橋のたもとで上流方向をスケッチをしていた。
煙突は堀江フラワー通りにある風呂屋の煙突。茅葺屋根は江戸時代末の建築で「旧大塚家住宅」、千葉県指定有形文化財になっている建物。
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「記念橋」を渡り猫実4丁目に入ったところで、ykitaさんがスケッチしていた。
ykitaさんの素晴らしいスケッチを見て本物の風景を見たら、この一見ゴチャゴチャした生活感あふれる風景が輝くように美しく見えた。
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一度通ってきた堀江フラワー通りに戻ると、先生は大通りの向う側にある「清瀧(せいりゅう)神社」をスケッチされていた。
ここ堀江フラワー通りはかつて一番通りと言って、風呂屋(ゆうや)、飲食店、商店、寄席、映画館があった。
今は静かな通りではあるが、明治2年に建てられた「旧宇田川家住宅」(浦安市指定有形文化財)と風呂屋が隣り合わせにあった。
お昼前には風呂屋の煙突から煙が出て、薪で湯を沸かしているようだった。先生が仰るにはこの先にも風呂屋があるということだ。
古い風呂屋(この辺ではゆうやというらしい)巡りも一興だと思った。
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お昼はこの堀江フラワー通りにある天ぷら「九重」で1500円のランチを食べた。
この辺りはやはり漁師の町なので出てくる魚は美味しかった。
順番に海老頭・海老・キス・アサリ・芽キャベツ・海老と帆立のかき揚げが出てきて、最後の掻き揚げを天汁に付けてご飯に載せて食べた。
以前、屋形船に乗った時に食べた時の天ぷらも美味しかったが、屋形船の船宿も近い。

残念ながらこの日は午後から別の用事があり、スケッチの方は午前中だけで、私だけ失礼した。
絵の方も上手く行かず心残りであったので、何時か散策しながらまた来ようと思う。

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帰りがけ、朝駅前を歩いた時に見た猫は居ないかと思って見たら、同じ猫が一匹居た。
ここは浦安駅南口を出た所の鰻やの横の路地。朝は残った魚の餌が置いてあって3匹いたのだった。

猫実(ねこざね)だから猫が多いと思っていたが、美味しい魚をいただけるのか気立ての良い猫が多そうだった。
地名は猫だが、実は由来には
    鎌倉時代、大津波で大きな被害を受けた集落の人達が豊受神社付近に堅固な堤防を築き、その上に大きな松の木を植え、今後はこの松に根を波浪が越さないように願ったことから「根越さね」といわれ、それがいつしか「猫実」と称されるようになったといわれています。とあった。




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年に一度の鈴木新スケッチ教室の生徒の作品展「一絵会展」が4月15日まで開催中です。(11:00~19:00最終日は午後3時終了)
場所は地下鉄表参道駅A3出口の目の前にあるスペースリビーナ(表参道ビル4F)です。
生徒一人1点づつの作品展ですが、皆さんの力作をどうぞご覧ください。

rabbitさんが「rabbitjumpの草原」に記事をのせてくださっています。
by pandagohan | 2007-04-11 11:24 | スケッチ会