新パンダごはんの窓

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寄席文字・・烏山寺町~烏山川ハイキング

写真の編集だけしておいて、中々にアップ出来なかったのですが
このまま捨ててしまうのはもったいないので載せてみます。
フレッシュな記事ではありませんがお許しください。


地域活動の仲間Kさんは、橘右之輔という名をもつ寄席文字を書く方。
右之輔さんの師匠は橘右近さんと言って戦後寄席文字を確立し、橘流寄席文字家元として寄席を飾り、多くの噺家さんとお付き合いしてきた方。
その橘右近さん所縁の新宿末廣亭で10月31日、十三回忌追善興行「橘流寄席文字今昔」という落語会が行われた。
この会の出演者はめったに無い顔ぶれが揃っていた。
私が行った昼の部は、春風亭小朝さん、林家正蔵さん、桂歌丸さん、三遊亭楽太郎さんなどのテレビでもお馴染みの有名な顔ぶれ。
又、夜の部には立川流一門の方々、ラサール石井さん・渡辺正行さん・松尾貴史さん・なぎら健壱さんなどの有名な芸能人、人気噺家、立川志の輔さん、三遊亭小遊三さん。
極めつけにスペシャルゲストと名は伏せられていた立川談志さんが出てきてしまったのでした。
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前売りの人気もすごく発売開始1時間前に前売りチケットを買いに行ったのだが、買うための行列は150人くらい並んでいて、通りを曲がってまだ続いていた。
夜の部から売れてしまい、それでも昼の部が買えて1階指定席で見ることができた。

一緒にいったsmatuさんがその時のことをご自身のブログ「からくり出張所」に書かれているのでそちらでお読みいただきたい。

何故にブログに書き留めておきたいかと思ったことは、落語の魅力を再確認したからです。
落語の噺は人間ドラマに溢れていて、現実社会にもこんなのがあるな~と、落語を聞いた後ふと落語の話を思い出してしまうことがあります。
噺の前に話す枕の時事ねたや世間話のような軽い話は、芸人の見せどころのような気がします。
扇子や小道具を使っていかにも食べているようだったり、読み書きをしたり目には見えないけれどいかにも物があるように見せます。
楽太郎さんが言っていましたが、落語は言葉でバーチャルな世界を作る、茶店の縁台に座ると鳥の声・小川のせせらぎ・梅の香をりまで聴衆の中でイメージを起こさせる。
落語家は話術の達人です。言葉のなかに芸能ということだけではない言葉の魂が生きていると感じたのは、私が歳を重ねたからなのでしょう。

今回、寄席文字一門の総領弟子である橘左近さんが最後に楽太郎さんと座談を行っていました。
左近さんは山藤章二さんに風貌が似た方で、居るだけで存在感がある方でした。
「寄席文字はあくまでも裏方。でも少なくとも落語が大好きでこの文字を書いている。
師匠からは手取り足取り書き方を習ったことは無かったが、褒めも叱られもすることは無かった。
ただこの看板を書いてみろと言われて、自分はサッサと居なくなってしまい、書き上げて置いておくと、次の日書き直された師匠の文字の看板が使われていた。」
こうして自分で切磋琢磨して自分なりの文字が書けるようになったというようなことを話されておりました。
今でも橘流一門の皆さんは月に一度(本日、第二日曜)に集まり、寄席文字の稽古と酒盛りを続けているそうです。
左近さんはお酒が好きだから左近さんという名前のようです。

この会では普段表には出ない一門の方々の口上の場面もあり、会の終わりは観客と出演者が三本〆で橘流寄席文字一門の繁栄を祝った。
落語のみならず、三味線の弾き語りで美しい女性の江戸小唄もあって改めて日本の芸能を見直してしまった。
その後smatuさんと酔考さんとで行った「思い出横丁」で、串揚げを肴にホッピーを飲み、更に日本の楽しい文化に酔いしれたのでした。

あまりに長い文章でもう書きくたびれた(お読みくたびれたかな?)ので、後は簡単に・・
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11月23日に赤堤生涯学習センター・アカデミアで「烏山寺町探訪・烏山川ハイキング」の会を行う。
そのスタッフメンバーのKさん(右之輔さん)、smatuさん、酔考さん、T・Sさんと下見で烏山を歩いてきました。
この写真はパンフレットに使った写真です。
世田谷区北烏山にある烏山寺町には弁天池(鴨池)という弁天様を祀った池があり、この池が烏山川の源流の一つにもなっています。地下では井の頭公園の池と繋がっていると言われています。
烏山川は暗渠になっていて緑道に整備され、下流の池尻で北沢川と合流し目黒川になって東京湾まで流れています。

この寺町は大正12年の関東大震災後、被災した寺が区画整理や都市計画のために都内各地から26の寺が移ってきて形成されました。
お墓には喜多川(北川)歌麿や為永春水、宝井其角などの江戸時代活躍した文化人のお墓がある。
ご興味のある方はこれもsmatuさんのブログ「からくり劇場」をご覧ください。



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上の写真とどう違うでしょうか・・・
by pandagohan | 2007-11-11 12:12 | お出かけ