新パンダごはんの窓

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カテゴリ:お出かけ( 51 )

殿ヶ谷戸庭園~お鷹の道・真姿の池湧水~武蔵国分寺跡・猫たち

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前回の記事の旧岩崎邸に行った時に東京都立庭園のパンフレットを見て、国分寺に殿ヶ谷戸庭園があると知り、次の日(10月30日、日曜)に行ってみました。
25年前学生時代に一年だけ国分寺南町に住んでいました。
その時はここに広い敷地の岩崎家旧別邸があったことも知りませんでした。
20年も遠ざかっていた国分寺の町はすっかり様変わりして、昔の面影がありません。

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 殿ヶ谷戸庭園は国分寺崖線と崖下の礫層から浸出する湧水を利用し、武蔵野の雑木林の風致を生かして作られた近代の別荘庭園です。大正2年に、後の満鉄副総裁江口氏の別荘として造られ、昭和4年に岩崎彦彌太が買い取ったもの。昭和49年に東京都が買い取り平成9年より公園として開放されたということです。
断崖を利用した広い和風庭園は、国指定名勝に指定されると書いてありました。
紅葉の時期は日に3000人以上の人が訪れるそうです。
時期を外せば、広い場所ならスケッチ会も可能だそうです。
国分寺駅前にある和風庭園は四季折々に訪ねてみたい庭園です。
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国分寺駅前から坂道を降りて、野川に架かる橋を渡り、くねくね曲がった小道を歩く。
広い庭に柿の実が目立つ農家の家々の間に小川が流れ、これがお鷹の道だった。
小川に沿ってお鷹の道が整備され、中間に真姿の池湧水がある。
真姿の池近くには農家の野菜直売所があり、次郎柿とキウイを買う。
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「ライトハウス」という食事処と喫茶をやっている店があったので、九条葱キツネうどんを食べた。味の良い下地と喉越しの良いうどんで、とても美味しかった。(480円)
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先を歩いていくと「おたかの道湧水園」があって、前にある「史跡の駅 おたカフェ」で入場券(100円)を買って入る。この中に武蔵国分寺跡資料館があり、遺跡の出土品や歴史を見て学ぶことができる。

     More・・武蔵国分寺跡に住んでいる猫たちに会った
by pandagohan | 2011-11-03 18:00 | お出かけ

ケーナの調べ・旧岩崎邸庭園 オータムコンサート

突然ですが、下の雲、何に見えますか?
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10月29日3時半に上野・池之端にある旧岩崎邸庭園でのオータムコンサート、ケーナ(アンデスの竹笛)とピアノでの演奏「天空の城ラピュタ」を聞いていた時、写した雲の写真です。
本当は初め見上げた時にはもっと小さな羽に見えた雲が天使に見え、その後もドラマチックに変わって行く雲を注意していたら、羽ばたく白鳥のような雲が流れてきました。
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 この日は、数日前に地下鉄電車内で携帯電話を落としてしまい、それを上野の引き渡し所に取りに行った帰りでした。
小春日和の暖かさに誘われて、不忍の池を巡り旧岩崎邸に行くと、ラッキーな事にオータムコンサートが開催されていていました。3時からの二回目のコンサートの直前に入ることができ、敷物の座布団をもらって芝生に座りました。
出演は田中健さんのケーナとピアノの羽仁知治さん。田中健さんのケーナの生演奏を聴くのは初めてです。
ケーナ・・・田中健さんの説明によると、ケーナは竹に穴をあけた笛で、アンデスのインカ文明以前、2000年前からの音だと言うことです。古代の人と同じ音を聞いているというロマンを感じます。
 田中健さんはマチュピチュ遺跡に行かれた時にお土産としてケーナを買われ、独学で練習して20年以上演奏してきたそうです。
「10年経てば本物になる。」と言われた話は、絵も音楽も同じだと思い、強い励ましの言葉に聞こえました。
コンサート後、CDを買って健さんにサインと握手をしていただきました。
こちらの目をしっかり見て健さんから手を差し出し、握手していただいた顔と手の感触は脳裏に焼き付きました。
自然と一体になった魂がケーナ奏者によって、それが使命であるかのように音楽になって蘇ったのだと感じました。

旧岩崎邸庭園でのオータムコンサートでの田中健さんの演奏は、今回で3回目だそうです。
来年もあったらまた行きたいと思いました。
by pandagohan | 2011-11-03 12:09 | お出かけ

写実絵画のホキ美術館

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11月3日にオープンしたホキ美術館に、12月15日スケッチ仲間のかよう会世田谷地域組5名で行ってきました。
Tさんが車を出してくださり、Sさんが運転して9時に出発。高速に乗って約1時間半で千葉市緑区にある美術館に着きました。
テレビで見た時は昭和の森に隣接しているので、林の中にあると思っていましたが、以外に新興住宅地の中にありました。
この美術館は、保木将夫氏が収集した日本の現代写実絵画約300点の中から、今回約170点を展示しています。
三層の長い回廊式建築で、合わせると500メートルにもなるそう。

ご一緒したはっちゃん「楽しみさがし」と、rabbtさん「rabbtjumpの草原」がブログに詳しく記事にまとめて下さっているので、クリックしてご覧ください。

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第一層部分は30メートルも空中に浮かんでいます。外側から展示室が見えます。

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入口横の館内にあるレストラン「はなう」に入場前に時間予約していたので、1時間半後に鑑賞途中でレストランに行きました。
こちらのレストランではメニューが決まっていて、オードブル・ライスコロッケ・4種類の中から選べるパスタ・テラミスと果物のデザート・コーヒーか紅茶のコースになっています。2100円でした。
美味しい食事の後に再び再入場して、地下三層部分を鑑賞しました。

リアルな絵画を見た後は、現実の風景が絵画に見えてしまいます。
美術館を出て隣にある昭和の森をしばし散策しました。
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帰りは東金道・中野インターに行く途中、地元の農家が出している直営のお店に寄り、とっても安くて新鮮な野菜を手に一杯買ってしまいました。
お店のおばさんに、ホキ美術館に来たと話すと、ホキ美術館を知りませんでした。
地元の人に私がパンフレットを見せて説明する事になってしまいました。

木更津経由で東京湾横断道路を通り、海ほたるで夕陽を見ることが出来ました。
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遠くにスカイツリーが見えました。

写実絵画との出会い
by pandagohan | 2010-12-20 01:13 | お出かけ

小石川七福神・・・スケッチ心をくすぐる風景

正月元日恒例の七福神巡りは、小石川七福神巡りに出かけました。
小石川界隈は昨年3回ほど歩き、またかよう会のスケッチ会を開いた場所だったので、土地勘がある場所です。
JR水道橋下車~東京ドーム(福禄寿)~源覚寺・こんにゃく閻魔(毘沙門天)~福聚院(大黒天)~真珠院(布袋尊)~宗慶寺(寿老人)~極楽水(弁財天・女弁天)~徳雲寺(男弁天)~深光寺(恵比寿)~丸の内線
茗荷谷
のルートで回れます。
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こんにゃく閻魔から少し歩くと、スケッチした場所、善光寺坂があります。紅葉している写真は11月29日にスケッチした時の写真です。
善光寺は元は伝通院の塔頭で縁受院と称していたが、明治に善光寺の分院になったお寺。坂の上に徳川家縁の伝通院がある。
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善光寺坂辺りには、戦前からの建物や石垣などそのまま残っていて、スケッチ心をくすぐる風景がある。
起伏に富み、道が枝分かれしているので、予想外、予想以上に面白い風景と出会える。
後何年こういう街が保たれていくのか、時代の波に飲み込まれて近代的な建物に変わっていくのか、今しか見られない貴重な宝の山に見える。

善光寺横に沢蔵司稲荷があり、この坂の途中に道を塞ぐように立つ椋の木は、沢蔵司の魂が宿ると言われている。(下の写真、右)
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上の左の写真、猫の顔が描かれているビルは、作家の立花隆さんの事務所。本がぎっしり詰まっているようだ。
真ん中の写真は、この町で出会った子ども。写真を撮っていたら、目の前に来て、「撮って~」と言いながら何やら握手をした不思議な子ども。狐の化身に見えてしまった。
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最終地点の茗荷谷は、地下鉄丸ノ内線が地上を走っている。このあたりに電車の操車場や車庫もある。
春日通りは高い場所にあり、ここも眺めが良い坂道が幾つもある。
写真は庚申坂の風景。丸の内線が見え、線路をくぐって向こうへ抜ける道がある。あちらはどんな街であろうか?

拙い文章をお読みいただき、ありがとうございました。
スケッチ展の準備のため時間が無く、皆さまのブログを拝見してもコメントを残さずにいます。
今回の記事もお返事する時間がありませんので、コメント欄を不可にしています。
お許しください。
by pandagohan | 2010-01-11 01:03 | お出かけ

樹齢2000年の「神代桜」 4月8日

桜シリーズ第2弾!
山に滞在中のrabbit jumpさんから「樹齢2000年の神代桜を見にきませんか。」とお誘いがあり、朝一番の高速バスに乗って行ってきました。
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山梨県の長坂バス停で降り、車で迎えに来てくれたrabbitさんと北斗市武川にある実相寺に向かいました。
途中スケッチしたい風景が所々にあり、車を止めて写真撮影。
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実相寺は満開の桜で埋まっていました。背景には南アルプスの甲斐駒ケ岳と一昨年に登った鳳凰三山も見えます。想像以上の素晴らしい景色に感動しました。
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今年見た桜の中で圧巻だったのが、この神代桜でした。
桜はパッと咲いて、はかなく散っていくものだというイメージで、栄枯盛衰、人の人生は桜のようにはかなく、美しさは長く続かないものだと言われています。
でも2000年も咲かせ続けている神代桜に出会い、何だか元気に生き続けなければと、寿命をもらったような気がしました。
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武川の実相寺周辺を散策しました。
農家の叔母さんが旅人と四方山話に花を咲かせ、暖かでのどかな風景がひろがっていました。

More・・rabbitさんの山のお家では
by pandagohan | 2009-04-25 16:52 | お出かけ

桜が咲くと  お花見 3月29日

桜が咲いた。さぁ花見だ!とイスカさんの集合メールが飛び込んできた。
今年も昨年同様、代々木公園だった。

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3月29日(土曜日)は昼前は晴れていて暖かさもあったが、午後は曇ってきて気温も下がってきた。
天気予報では日曜は雨だというので、去年の3倍くらいの人が集まっていた。
日本人的花見の風習はいつからであろうか、この時ばかりは戸外での宴会が公に許される。

昨年smatuさんに紹介されて初めてお花見に参加して以来、イスカさんのメンバーとは何回か宴会に参加させていただき、親しくしさせていだいている。
若いスタッフを見ると、自分の息子・娘と同い年なので、つい母親的気分で興味をもってしまう。若い建築家の卵たちは、これからどう成長していくのだろう。楽しみなのです。

今回の持ち寄りの料理は、茶蕎麦寿司(味付け油揚げの袋の中に、茹でた茶蕎麦と胡瓜の千切りを合わせ、蕎麦つゆと山葵を混ぜたもの)。
ドイツパンとクリームチーズに手作りピクルスを混ぜた物を持っていった。
皆さんの持ち寄り料理はさつま揚げ・鶏のから揚げ・大根と鶏肉のバンバンジー黒ゴマ和え・イカリング・出汁巻卵・美味しいフランスパンと美味しいパテ3種・おにぎり・漬物等。
お酒は赤ワイン・ウイスキー・日本酒。
写真のピンクのお酒は龍神酒造の「尾瀬の雪解け」発砲している濁酒。このお酒は開けると噴出すので、自宅で開けて、粒々のお米を漉して持っていった。

★代々木公園の花見は
原宿側の明治神宮に近い入り口から入る人が多く、こちら側は大変に混雑している。
花見の席は、中央噴水広場を取り囲んで、新宿寄りは空いている。
また、うるさい音や楽器を鳴らす人も少ない。

困ることは、トイレの混雑。並ぶことを覚悟して早めに行く。
新宿に近い方が比較的空いている。

夕方5時で、公園の管理は終わりになる。暗くなると真っ暗になるので夕方早めに片付けたほうが良い。

人が時間差で集合する場合、何か目立つ目印があると見つけやすい。
たまたま近くに日章旗があったので、見つけ易かった。

寒くなるので防寒はしっかりした方が良い。
シートの上にもう一枚ひざ掛けのようなものを敷くと下からの寒さが伝わってこない。
今回、I さんにお借りしたひざ掛けで、ズーッと暖かくいられました。
I さんありがとうございました。
by pandagohan | 2008-03-31 15:43 | お出かけ

深川七福神巡り

2008年元日の朝は、家族6人が揃ってお屠蘇をいただき、お雑煮とおせち料理を食べて新年を祝いました。
届いた年賀状を見たりしていたら、出かけるのが12時と遅くなってしまいました。
さて、今年の七福神巡りは何処にしようかと考えて、比較的短めに廻れて美味しいものがある深川にしました。
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この深川七福神巡りはもう何度も歩いたので、今回は色紙にご朱印を頂くのも、福笹に七福神の鈴集めもせずお参りするだけにしました。
今年の深川は以前より人が多くお参りに歩いていました。
江戸文化人気でしょうか、またイベント性が強くなって、地元の町内会の接待の人も多く集まり、オレンジの幟が道の目印に立っているので迷うこともありませんでした。
今回のルートは都営新宿線の森下駅から歩きだし、上の写真の番号の順に廻りました。
小名木川に掛かる万年橋を渡り、清澄から深川界隈、千台堀川を渡って最後に富岡八幡宮に行きます。
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途中には、昔、芭蕉の草庵だった旧跡や清澄庭園、深川江戸資料館などがあります。

左の写真は、法乗院の「深川えん魔堂」のハイテクえん魔様。
祈りたい事が書いてある所にお金を入れると、重々しいお声のえん魔様が有難いお言葉で返してくれます。

種類は、ボケ封じ・嫁姑問題・息災延命・うそ封じなど世相を反映したものもありました。
皆さんそれぞれに聞き入っていましたが、全部聞いてみたいものでした。
我が娘はやはり「縁結び」でした。そのお言葉は「素直な心でいよ・・・普段見えないものが見えてくる・・」てなことで意味が深そうでありました。


最後の富岡八幡宮は本殿ではなくて左手の一角が小さなお堂が三つあるところに恵比寿神が祀られています。
ここでは更に人が多くて、お参りする列に並ぶこと15分かかりました。

七福神巡りは寒さにめげず、歩くことが目的になっていて、さほど熱心にお祈りはしていません。
でも東京には江戸情緒のある町も多く、その史跡を見ながら歩くとまた新たな発見も多いのです。
落語や時代小説に出てくる地名を歩くのは、昔の人の暮らしを想像する楽しさもあります。

More・・全部廻った後は当然お腹がすきます。
by pandagohan | 2008-01-03 00:28 | お出かけ

北烏山~寺町~久我山~三茶まで

アカデミア「寺町探訪・烏山川ハイキング」に向けて資料作りに勤しむ?毎日です。
先日11月14日に、今回の講師を務める経堂在住の酔考さんと、再度寺町散策に出かけました。
まず、世田谷区烏山総合支所で「烏山寺町ぶらり散策マップ」を参加者に配れるよう30部確保して、世田谷区の資料図書展示に目をやると、昭和30年頃の写真集に古い地図。
酔考さんにとっては小学生のころに見た風景が脳裏に浮かんできたようです。

先日はバスで烏山寺町に行きましたが、今回は広範囲に歩いていきました。
総合支所を出ると、こんもりと木が多いお屋敷の入り口に「北烏山9丁目屋敷林」とありました。
ここはトラスト協会に参加していて、時間により開放されています。
中に入って行くと「下山千歳白菜発祥の地」という碑がありました。
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ここは下山さんという方のお屋敷です。
実際に住まわれている下山さんの母屋の庭先を通って、旧母屋と蔵の横に順路とありました。
この時間は午後3時過ぎで、もう日が傾いて西日の木漏れ日が秋の木々を一層うつくしく見せています。
ぐっるっと回って行くと、母屋の裏手に出ました。
ここに農機具などを収める古い倉庫があって、傍には手押し式のポンプ井戸がありました。
昔、子供の頃に見た懐かしい風景です。
ここだけ昭和にタイムスリップしてしまったかのようです。

倉庫の前に何か見慣れない機械がありました。歯車があり出口のようなものが2個付いています。
倉庫の横には、ビニールハウスがありトマトが作られていました。
裏手は1000坪くらいありそうな広い畑があり、丁度下山さんのご主人がサトイモ畑から一輪車を押して出てらっしゃいました。
機械について聞くと、「縄なえ機」ですとのこと。昔水田があり、わらで縄を作ったそうです。
一輪車に載っていたのは八つ頭です。この葉っぱの茎は芋茎(ずいき)と言って食べられますと、教えてくださいました。

久しぶりに農家の畑でのんびりとした気分でした。
先があるので、ご主人に寺町の近道を教えて頂き先を急ぐことにしました。

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寺町に入る前には「西沢つつじ園」のつつじの中を通って行き、気になっていた寺々の有名な方のお墓を尋ね歩き、弁天池がある「高源院」に辿り着いたのは午後4時過ぎでした。
弁天池は昔、鴨池と言っていました。鴨が泳ぐ弁天池を後に、今度は上流にある玉川上水からの水の取り入れ口は無いか探索して歩きましたが、時間も無く見つけられませんでした。
玉川上水の流れは以外に清らかに見えました。上流は羽村まで繋がっています。
下流は中央高速沿いに流れ、幾筋もの川に合流して海に流れていくのでしょう。

ここから井の頭線の久我山まで歩いていきました。久我山駅の横には神田川が流れていました。
上流は井の頭公園の池にも繋がっています。
ここまで約13000歩歩きました。

More・・たどり着いた先は
by pandagohan | 2007-11-18 13:44 | お出かけ

寄席文字・・烏山寺町~烏山川ハイキング

写真の編集だけしておいて、中々にアップ出来なかったのですが
このまま捨ててしまうのはもったいないので載せてみます。
フレッシュな記事ではありませんがお許しください。


地域活動の仲間Kさんは、橘右之輔という名をもつ寄席文字を書く方。
右之輔さんの師匠は橘右近さんと言って戦後寄席文字を確立し、橘流寄席文字家元として寄席を飾り、多くの噺家さんとお付き合いしてきた方。
その橘右近さん所縁の新宿末廣亭で10月31日、十三回忌追善興行「橘流寄席文字今昔」という落語会が行われた。
この会の出演者はめったに無い顔ぶれが揃っていた。
私が行った昼の部は、春風亭小朝さん、林家正蔵さん、桂歌丸さん、三遊亭楽太郎さんなどのテレビでもお馴染みの有名な顔ぶれ。
又、夜の部には立川流一門の方々、ラサール石井さん・渡辺正行さん・松尾貴史さん・なぎら健壱さんなどの有名な芸能人、人気噺家、立川志の輔さん、三遊亭小遊三さん。
極めつけにスペシャルゲストと名は伏せられていた立川談志さんが出てきてしまったのでした。
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前売りの人気もすごく発売開始1時間前に前売りチケットを買いに行ったのだが、買うための行列は150人くらい並んでいて、通りを曲がってまだ続いていた。
夜の部から売れてしまい、それでも昼の部が買えて1階指定席で見ることができた。

一緒にいったsmatuさんがその時のことをご自身のブログ「からくり出張所」に書かれているのでそちらでお読みいただきたい。

何故にブログに書き留めておきたいかと思ったことは、落語の魅力を再確認したからです。
落語の噺は人間ドラマに溢れていて、現実社会にもこんなのがあるな~と、落語を聞いた後ふと落語の話を思い出してしまうことがあります。
噺の前に話す枕の時事ねたや世間話のような軽い話は、芸人の見せどころのような気がします。
扇子や小道具を使っていかにも食べているようだったり、読み書きをしたり目には見えないけれどいかにも物があるように見せます。
楽太郎さんが言っていましたが、落語は言葉でバーチャルな世界を作る、茶店の縁台に座ると鳥の声・小川のせせらぎ・梅の香をりまで聴衆の中でイメージを起こさせる。
落語家は話術の達人です。言葉のなかに芸能ということだけではない言葉の魂が生きていると感じたのは、私が歳を重ねたからなのでしょう。

今回、寄席文字一門の総領弟子である橘左近さんが最後に楽太郎さんと座談を行っていました。
左近さんは山藤章二さんに風貌が似た方で、居るだけで存在感がある方でした。
「寄席文字はあくまでも裏方。でも少なくとも落語が大好きでこの文字を書いている。
師匠からは手取り足取り書き方を習ったことは無かったが、褒めも叱られもすることは無かった。
ただこの看板を書いてみろと言われて、自分はサッサと居なくなってしまい、書き上げて置いておくと、次の日書き直された師匠の文字の看板が使われていた。」
こうして自分で切磋琢磨して自分なりの文字が書けるようになったというようなことを話されておりました。
今でも橘流一門の皆さんは月に一度(本日、第二日曜)に集まり、寄席文字の稽古と酒盛りを続けているそうです。
左近さんはお酒が好きだから左近さんという名前のようです。

この会では普段表には出ない一門の方々の口上の場面もあり、会の終わりは観客と出演者が三本〆で橘流寄席文字一門の繁栄を祝った。
落語のみならず、三味線の弾き語りで美しい女性の江戸小唄もあって改めて日本の芸能を見直してしまった。
その後smatuさんと酔考さんとで行った「思い出横丁」で、串揚げを肴にホッピーを飲み、更に日本の楽しい文化に酔いしれたのでした。

あまりに長い文章でもう書きくたびれた(お読みくたびれたかな?)ので、後は簡単に・・
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11月23日に赤堤生涯学習センター・アカデミアで「烏山寺町探訪・烏山川ハイキング」の会を行う。
そのスタッフメンバーのKさん(右之輔さん)、smatuさん、酔考さん、T・Sさんと下見で烏山を歩いてきました。
この写真はパンフレットに使った写真です。
世田谷区北烏山にある烏山寺町には弁天池(鴨池)という弁天様を祀った池があり、この池が烏山川の源流の一つにもなっています。地下では井の頭公園の池と繋がっていると言われています。
烏山川は暗渠になっていて緑道に整備され、下流の池尻で北沢川と合流し目黒川になって東京湾まで流れています。

この寺町は大正12年の関東大震災後、被災した寺が区画整理や都市計画のために都内各地から26の寺が移ってきて形成されました。
お墓には喜多川(北川)歌麿や為永春水、宝井其角などの江戸時代活躍した文化人のお墓がある。
ご興味のある方はこれもsmatuさんのブログ「からくり劇場」をご覧ください。

More・・元の写真です。
by pandagohan | 2007-11-11 12:12 | お出かけ

南アルプス 鳳凰三山(その2)

その1からの続きです。
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観音岳でパノラマを楽しみ尾根伝いに赤ザレ沢の塔を経由して、地蔵岳の下まで行きました。
何処を見ても青い空をバックに素晴らしい景色に見ほれてしまいます。
地蔵岳は変わった岩山の塔になっていて「オベリスク」と言うそうです。
オベリスクには途中から梯子が付いていて登るのも可能だそうですが、ほとんどの人が近くまで行って断念するそうです。

ここから鳳凰小屋を経由して青木鉱泉まで下山します。
道の脇には花々が咲いていました。紫色の花はトリカブトです。
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歩いたコースについて説明しますと、13日青木鉱泉を9時に出発して、中道登山道を歩いて薬師岳に午後4時に着きました。休憩と食事をとりながら7時間の登りです。
幸いしたのは、曇っていたので日差しが強くなかったのと、途中道連れになった小学6年生の男の子とそのお母さんの親子が居たからです。
最初はお父さんも一緒でしたが、途中断念して青木鉱泉まで引き返してしまいました。
そのお母さんは山のベテランのようで、子供に歩き方を指導しながら疲れたと言う子を励ましながらドンドンリードして行きました。
こちらも元気なお母さんに励まされ先を歩く子供を見て、苦しくても頑張ろうと思いました。

14日下りはドンドコ沢登山道を歩きました。
鳳凰小屋から沢伝いに歩くので4つの滝を見ることができます。
しかし・・ザレ場が多く体力が必要な道でした。
鳳凰小屋を9時50分に出発して青木鉱泉に夕方5時に着きました。
途中から膝・股・腰が痛くて踏ん張りがきかないほどヘロヘロに疲れてしまい、スローペースでようよう下りてきました。
かなり危険と思われる道幅30センチ、横は谷底の斜面ばかりに、その夜は目をつむると斜面を転落するイメージばかり浮かんで寝付けませんでした。
歩きにくかったのには、もう一つ訳がありました。
山頂を歩いてた時、登山靴の底の部分が取れてしまったからです。
その前に先の部分がめくれてきて、紐で縛っていたのですが、ポーンと取れて下に落ちて行ったのを見た時にはビックリしました。
偶然に後ろを歩いていた50代の女の方が、持っていたテーピングで靴底をグルグル巻きにして歩けるようにしてくれました。
この方が言うには「靴底のゴムの接着は5年が限度で、貼り直しをしたほうが良いですよ。」
道々靴の様子を気にして下さり、残りのテープを全部下さいました。
お礼をしたかったのですが、何もないのでせめて御代を取っていただこうと思って言うと、「山では助けるのは当たり前。今度はあなたが他の人を助けてあげてください。」とかっこ良く言って颯爽と去って行ってしまいました。
私よりも年上の方のようでしたが、山のベテランの女の方2人連れでした。
こんな窮地を救って下さった方は、私にとって神様のようにありがたい方でした。
山では苦しくても頑張ることで自分の限界が試され、知らない人でも助け合い励ましあう人間の精神の美しさを感じます。
でもけっして素晴らしい人ばかりではありません。しかし山を愛する人はマナーを大切にして優しい心の持ち主が多いと思います。
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地蔵岳から40分下ったところに鳳凰小屋があります。
この水は沢から引いていて登山者が水場として利用できます。
泊った薬師小屋には水場が無く、その為2日分の水を持ってきました。一日1リットルは必要なので全部で2.5リットルの水をリュックに入れて登りました。
ここは冷たくて美味しい水がふんだんに流されていたので、顔を洗って空いた入れ物にも沢山水を入れました。

ビールやジュースなどもこの冷たい水で冷やされ売っていました。
薬師小屋でも冷蔵庫で冷やした缶ビールが1缶500円で売られていました。
汗をかいて疲れた体には最高のご褒美でした。



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ドンドコ沢の2番目の「白糸の滝」です。
ガスが掛かっていたので上のほうが霞んでいましたが、中々に落差が大きい滝でした。

More・・下山してから
by pandagohan | 2007-08-18 02:52 | お出かけ