新パンダごはんの窓

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酒と映画の会・1月21日

前回の雪景色を撮った後の時間のことです。経堂にあるギャラリーカタカタ、「酒と映画の会」があり参加しました。酒の協力は「朝日屋酒店」酒の肴は「季織亭」。
降り積もる雪の中を、雪見酒だと喜び勇んで参加したのは約40人。定員以上の大盛況でした。
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今回上映したのは「南部杜氏」岩波映画のドキュメンタリー1988年作品(34分)。その映画を製作・監督された諏訪監督がいらしていました。
映画は南部杜氏を中心とした酒造りの蔵人集団の古来からの方式を映像に残すために再現されたもの。杜氏の指揮の下、男たちの酒造りに打ち込む姿に「無心の美」を感じました。
映像の中の無垢な雪といい、現実の雪景色といい不思議な一致に妙に高揚をおぼえました。

映画を見終わった後には、お待ちかねの利き酒です。
映画の撮影場所となった岩手県の酒の町、石鳥谷の酒「七福神」の「門外不出・大吟醸」は蔵元が特別に出してくれた鑑評会に出すお酒です。「出羽桜・18年古酒」もありました。
まずは少しづつ利き酒、そして同じ酒を燗したものと進みました。大吟醸でも人肌にすればまた美味しいと分かりました。ただし生酒は燗してはいけないのですが・・

下の写真の料理5品は季織亭さんが用意したもの。無くならない内に写真に撮りました。
左から「フアフア豆腐」生醤油(かめびし醤油)とオリーブオイルをかけたもの。自家製糠漬けと白菜漬け。真ん中は、イカの丸干し、キャベツ塩辛炒め。右下は水菜と大根のラー油・ゴマドレッシング掛けシャキシャキサラダ。(季織亭さんに聞いて一部訂正しました)
季織亭さんの糠漬けは爽やかな良い香りがして最高。これがあればお酒が進みます。
左下の卯の花は監督さんのお知り合いからの差し入れ。この卯の花、中に銀杏など色々なものが入っていて美味しかった。
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季織亭つながりのブロガーたちが挙って顔を合わせたので、誰が一番早く載せるかしら?なんて冗談を言っていたが、私はどん尻。
それぞれ違う角度から素晴らしいレポートですのでお時間がある方はそちらもお読みください。

1日3回アップしている「あお!ひー」さん。 

ソムリエに匹敵する舌と味の表現豊かなbleu et roug さんの「美味しい時間」。

今日、李さんのブログを見たらこちらも抱腹絶倒の記事がアップされていた。「李康則の独り言」
by pandagohan | 2006-01-23 23:28 | 利き酒