新パンダごはんの窓

pandagohan.exblog.jp

最近の季織亭で・・富久長の利き酒会と新酒

e0071314_5512741.jpg

e0071314_675591.jpg
最近日曜日は、仕事が休みの娘を誘って食事に出掛けることが多くなった。
3日の日曜の夜は季織亭2へ。お店には女将さんの茶道グループがグラスにこんなクリスマスの靴下を履かせて楽しんでいたり、顔なじみの方も2人いた。一人を除いて女ばかり、の酒飲み会のような雰囲気。
写真のお酒は日本酒の利き酒セット(3種)と「富久長」新酒(八反錦・特別純米しぼりたて・おりがらみ本生)で、この日に朝日屋酒店に入荷したてを私が購入して持ってきたもの。
皆さんでお猪口一杯づつ大事に味わった。この蔵ご自慢の八反草系の酒米を使って9号系酵母で仕込んだ造りたて新酒。爽やかな酸味にやや辛口で飲みやすいお酒だった。
富久長2種と石槌も飲み比べて楽しむ。その中の富久長・中汲み槽しぼり(エンジ色のラベル)を新に燗して飲んだが、しっかりした味でまろやかさが増して真に良かった。
摘みは、小金せんがんのコロッケ・神那鶏の皮焼き・つくね・糠漬け・トマトと玉子炒め・大根なます
小金せんがんは芋焼酎に使われるサツマイモの種類だが里芋のような味わいで、これがあると必ず頼みたくなるほど美味しい。特にお酒と良く合う。
e0071314_5522156.jpg




この日の〆には定番の雉ラーメン特別限定の雉南蛮麺を頼み娘と食べる。
定番の雉ラーメンは白濁スープで濃厚な味だが、雉南蛮は透き通ったスープでやや辛味がある。
私の好みでは雉南蛮の方がピリッとした辛さが味を引き立て美味しかった気がする。





実は11月22日に季織亭2で、富久長の今田美穂杜氏さんが来てプライベート利き酒会があった。
この会が開かれる経緯は品川で行われるはずの利き酒会が前日主催者側の都合でキャンセルになり、朝日屋酒店の頼みで季織亭で急遽開かれたものだった。

諸事情があって中々記事の編集が出来ずに遅れてしまったが、あらためてここで載せようと思う。

e0071314_7264436.jpg
富久長の今田美穂さんは始めてお会いしたが、この方が杜氏さんと思うほど若くて魅力的な方だった。
蔵元のご長女で、以前は東京のある大手企業の企画担当でご活躍されていたそうだ。
家の家業を継がれたのだが、子どものころから慣れ親しんだ日本酒造りと生来のお酒好きが功を奏して、真に美味しいお酒を造っている。
今田酒造は広島県安芸津町の日本酒造りが盛んなところにあり、彼女は醸造家である三浦仙三郎さんに直々に指導を受けられたそうだ。
この日集まった顔ぶれは並大抵のものではなくて、日本酒の良し悪しには厳しい面々。
本当は仕込み水と八反草だけで造った大吟醸が本来の利き酒会場には届いていたが、こちらには朝日屋酒店の店にあったものだけだったので山田錦系のお酒が多かったのはちょっと残念だった。
しかし今田杜氏さんのお話は日本酒好きを唸らせるほど実力に裏打ちされた打てば響くの清清しい説明で、その情熱と知能に魅了された。
朝日屋酒店の小澤さんが大切にしたい蔵元さんだということが良く分かった。
お会いするとご縁が出来、私も贔屓にしたい蔵元が増えた気がした。

この日のお料理は、柿のブルーチーズ載せ・里芋ゴマ掛け煮・シシャモの稚魚・イカの丸干し・モッテノホカ・その他何品かでした。
中でもビックリしたのは「柿のブルーチーズ載せ」でした。ほの甘い柿とブルーチーズは絶妙な取り合わせで、先日女将さんに聞いたらこれにナッツと蜂蜜を載せるのも更に良いそうです。
「モッテノホカ」は食用菊と何か大根か白っぽい野菜の甘酢和え。これも挑戦したいお料理でした。






e0071314_9262133.jpg

昨日(5日)に朝日屋酒店に行ったら「龍神」の新酒(壱番しぼり雪霞)が入荷していたので早速購入して飲みました。
白濁りで爽やかなお酒でした。口に含むと最初苦味を感じ~酸味が出てきてファっと吸い込まれていきます。雪が解けていくような印象で後味が爽やかです。甘すぎないから後味が良いのかもしれません。
これは日本酒が苦手な女性にも呑んでいただきたい、きっと印象が変わると思うお酒でした。
手に付いたお酒を延ばしてみてもべたつかないので化粧水代わりに使っても良いかもしれません。でもあくまでお酒を飲んで飲みきれなかったらの話ですが・・・


この日は他にも、「富久長の新酒」と燗酒として酒門の会推薦の「麓井・特別純米・生酛辛口四段仕込み+0」も購入しました。
by pandagohan | 2006-12-06 07:20 | 美味しい情報