新パンダごはんの窓

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壽 初春大歌舞伎

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1月8日に歌舞伎座の新春大歌舞伎の夜の部を見てきた。
豪華な人気役者揃いでことのほか華やかな舞台だった。

「金閣寺」では幸四郎と吉右衛門の競演という兄弟でありながら最近まであまり無かった顔合わせ。下世話には仲が悪いのではなどと噂されるほどだったので、同じ舞台での顔合わせは珍しい。
その舞台には玉三郎の雪姫がまたため息の出る美しさで観客を魅了していた。

「鏡獅子」の舞踏は、女小姓 弥生が江戸城大奥の鏡曳きの日に、将軍の前で舞を舞う。獅子頭を手に取るとその獅子の魂が弥生に乗り移り・・後半は獅子に変身して舞う。
勘三郎の踊りは可憐な美しい弥生を30分踊りきり、獅子に変身しての勇壮な舞にも息が切れることなく最後まで見事な舞をみせた。あれだけグルグルと長い髪を回した後でも最後の幕が下りる数分間片足立ちで微動だにしないのだから、凄いと思った。

私はあるご贔屓さんとのご縁があって、もう十数年歌舞伎座の夜の部のチケットを送って頂き、年に10回以上は見ている。
かといって歌舞伎通とまで言うほどの知識も無くはなはだ申し訳ないことだが、良いものを見ると目だけは肥えてしまっている。
歌舞伎は役者だけでなく、衣装・大道具・小道具・お囃子・謡・お付の後見・黒子などが一糸乱れず一つの舞台を作る総合芸術なのです。
この夢のような舞台を公演し続ける歌舞伎の世界は、日本の誇れる伝統芸能演劇文化なのです。

今回ご一緒した10代のお嬢さんは歌舞伎座の雰囲気がとても好きだと言っていました。
小振袖の晴れ着がとても似合っていて可愛かったですよ。
休憩時間にロビーの鏡餅の前で写真を撮らせていただきました。

歌舞伎座は1年後に改築になり、公演は別の劇場を借りて行うそうです。
完成は着工から2年後だそうです。







昨年歌舞伎座で公演した「京鹿子娘二人道成寺」の映画上映です。
私はこの舞台を見ましたが、玉三郎と菊之助の2人の美しさと舞踏の見事さは圧巻でした。
あの舞台を高性能HGカメラで細部まで捉えたものだそうです。
東京は1月13日~26日まで歌舞伎座近くの「東劇」で上映されます。
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by pandagohan | 2007-01-12 00:10 | 歌舞伎